自分に合った「選択」をしよう

『無理のない選択』は、できていますか？

生活する上で、物事を選択する場面って意外と多いですよね。

　

　

時間の使い方や仕事の選択、人間関係についてだったり、何気なくしている過ごしている中にも選択がたくさん散りばめられていて、小さな選択ひとつでも毎日の蓄積となると大きな負担になるもの。

私の体験談（22/9/2 現在進行形）

ここからは私の体験談ですが、

元々の私は自分のキャパシティ管理が超絶苦手。かつ、子供の頃から普通の人以上に疲れやすいタイプだったのですが、それを隠すように、周りと同じかそれ以上に仕事や遊びに時間を費やして、睡眠時間を削る生活を続けていました。

20代後半になり、自分が『HSP』と言われる体質であり周りから受信する情報量が人よりも多いこと、『ADHD』の傾向が本来の私には強くあったのに、子供の頃からそれを隠しカバーするような生活を続けてきたため、身体には長年かけて大きな負担となっていたことに気が付きました。

　

そしてそのツケは、20代前半に「慢性蕁麻疹」というかたちで回ってきました。

　

30代になった今も毎日、朝と晩、複数の薬を飲み続けていますが、効かない日も多くあり、治まらないかゆみと約6年以上格闘しています。

　

実は現時点でも蕁麻疹の原因はハッキリと特定はできていません。アレルギー検査をするも全て陰性。

「慢性蕁麻疹」自体が、原因を突き止められることが稀なようで、基本は蕁麻疹自体を抗ヒスタミン薬で抑え込み、症状が出ない状態を保ちつつけて蕁麻疹を落ち着かせる方法が一般的とのこと。　

でも、原因がわからない＝常に炎症が起き続けている状態なわけで、なかなか治まってはくれません。

　

発症し始めてから数年間、全く原因がわからず、『身体が少し疲れてたのかな～』ぐらいに思い、そのうちすぐに治まるだろう。と、たかをくくっていましたが、そんなことはありませんでした。

　　

なかなか治まらない蕁麻疹じんましん

薬を飲み続けるも、年々ひどくなる蕁麻疹。

その時にはまだ原因が ストレス であることに気が付いていません。

たくさんの種類の抗ヒスタミン薬を試してきましたが、どれもなかなか効かず、現在では通常より倍量の抗ヒスタミン薬にプラスして、胃薬や炎症を抑える薬、抗うつ薬など、蕁麻疹に多少なりとも効果があるのではないかとされているものを毎日服用。

『死ぬまでこれが続くのだろうか…』という恐怖心。

少し疲れるだけで急にひどくなる症状。夜更かしも悪化の原因に。

　

ぶっちゃけ、やりたいことが満足に全く出来なくなりました。

　

そんな日々を6年間過ごしてきて、やっと行きついたのが ストレス です。

　

ストレス と 蕁麻疹じんましん

単刀直入にお伝えすると、

ストレス ＝ 炎症 すなわち、蕁麻疹じんましん となって現れてくるということです。

　

逆にいうと 蕁麻疹じんましん とは、体内で炎症が起きることでそれに反応し、現れる発疹。

そしてその炎症の元となるのが、ストレッサーという刺激です。

　

ストレッサー には、物理的なものから心理的なものまで、ほかにもさまざまな種類がありますが、その全てが ストレス の原因となります。

　

そのことを知った時、やっと私の中ですべての謎が解けました。

　

「なぜこんなにも毎日、蕁麻疹じんましんに悩まされるのか。」

それは、

これまでの人生、 ストレス を溜める選択ばかりをしてきてしまったから。

　

謎は解けても、対処するのが難しい「ストレス」

私の蕁麻疹の原因が ストレス であるとわかってから、では自分にとっての ストレッサーは何か？ を掘り下げる作業がはじまりました。

※これまた自分を掘り下げる作業は話がながーくなるので、また今度。(笑)

　

そんな作業をしていくうちに冒頭でお話しした通り、「HSP体質」であること、実は「ADHD」の傾向が子供のころから強かったことがわかってきました。

そしてなにより、そのことで社会生活に支障が出ないようにと、自分が苦手とする分野をひた隠しにするために、これまで人一倍気を張って「普通」を演じてきていたこと、自分で自分がわからなくなるまで無理を続けてきていたことに気が付きました。

　

その無理が、私の ストレッサー であり、慢性蕁麻疹の原因 。

　

原因はわかってホッとしたのも束の間。

これまでの自分を変えることはとても難しいという、新たな壁とぶつかりました(笑)

いまも現在進行形でこの問題に対する対処法を模索している最中です。

　

ストレス、抱えすぎてない？？

こんな私だからこそ言いたいのです。

みなさんは、『自分に合った選択』が出来ていますか？

私は自分が出来る範囲を大きく越えて、自分にストレスを与え続けた結果、「普通」といえる生活ですらも苦労することになりました。

　

人の目を気にして、答えを選択していませんか？

”～しなければならない”という思考にハマってしまってはいませんか？

「空気を読んで」ものごとを選択してはいませんか？

　

さまざまな状況があって、一筋縄にいかないときもあると思いますが、どんな状況でさえ、いっちばん大切なのは 自分自身 と 健康 ですよ＾＾

　

ぜひ、この記事を読んで今一度ふりかえるキッカケになれれば嬉しいです。